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うつ病の回復期にしてはいけないこと!

こんばんは!まるちゃんです。

今日はうつ病の回復期にやってはいけないこと5つ!をお伝えしたいと思います。

うつ病経験者として、やって悪化させてしまった!ということだらけですので、当事者の方にお役に立つ情報だと思います。よかったら最後まで読んで見てください!

特に回復期にやってはいけないこと5つをご紹介します!

主治医
主治医

仕事は休職しましょう!

2016年(50歳)9月に心療内科を受診しうつ病と診断された私だが、しばらくの間普通に働いていました。その頃はすでに感情が麻痺しており、周りの人から見たらまるで能面のようだったと、後から聞かされました。

その頃の主治医からは特に休職の勧めもなく、私も看護師でありながらうつ病の知識が乏しく考える頭の状態でもなかったため、薬を飲みながら仕事を続けていくものだと思っていました。

しかしながら、12月に自損事故を起こし初めて主治医から「休職しましょう!」と、慌てた様子で言われたことを思い出しました。

うつ病は脳の病気です。思考回路が混線し普段ならきちんとできることも出来なくなります。ましてや運転したり仕事をしたりといったいくつものタスクを一度にやることは難しくなります。

どうかご自身の安全のためにも、うつ病が回復して先生の許可が出るまでは、休職しましょう!

②重大な決心

2017年(51歳)施設にお世話になってた母が一人暮らしをしていた実家を処分しました。

母が入院中も実家の家の管理のため、妹と交互に1か月に一度帰っていました。家じゅうの窓を開け放し掃除機をかけ、庭の草むしりや伸びた枝を刈り取ったりしていました。そこへいつも隣のおじさんがやって来て「電気は止めてるのか?」、「水道はまだ止めてないのか?(母は)今どんな状態なのか?」などいろいろと聞かれていました。

「この前、(実家の)木の枝が柵を超えてきたから刈っておいたわ」と言われた時は無性に腹が立ち、おじさんが帰った後その木を根元から切ってしまいました。(笑)

隣のおじさん
隣のおじさん

「この前、(実家の)木の枝が柵を超えてきてたから切っておいたわ」

そのおじさんにしたら、親切のつもりだったかも知れませんが、私たちにしてみたら、「家を留守にしていたら不用心やろ!」と言われてるみたいで、妹と相談し実家を処分し更地にして売りに出しました。(ここでも認知の歪みが出てるような・・・)

司法書士・不動産会社・解体業者とのやりとり、近所への挨拶回り、墓じまいなど本当に大変でした。

その間に義弟が亡くなったりと、今考えるとよく2人でがんばったなあと思いますが、当時の私は自分がうつ病であることを忘れていました。

実家のことはもう少し回復してからでもよかったのです。何を焦っていたのだろうと今は思います。

これはうつ病のどの時期でも言えることだと思いますが、やりたくないことをやることぐらい大変なエネルギーがいることはありません。

2018年(52歳)~19年(53歳)のころ、義父の米寿のお祝い、50回忌の法要、長女の就職のため引っ越し、次女の進学のため引っ越し、義父母の交通事故、叔母のお葬式、母の施設の転院などいろんなことが重なりました。よくここまで重なるなあと変なところで感心したぐらいでした。

自分の意志ではないこと、本当ならやりたくないことをやらねばならない時、こんなに憂鬱で心がザワザワするのだなあと思いました。

これらが終わった後、やれた達成感どころか今すぐにでも消えたくなりたい!と思ってしまい、一日中泣いてたことを思い出します。

今はやりたくないことはできるだけやりません!60%ぐらいで生きるのが心地よいとわかったからです。

わたし
わたし

いやなことはせーへんで!

④大きなイベントごと

2019年(53歳)の年はだいぶ調子がよくなってきて、好きなこともいろいろとできるようになってきました。

職場の同僚<br>
職場の同僚

好きなことならどんどんやってもいいんじゃない?

新しく変わった先生からも、受診のたびに「好きなことやれていますか?」と尋ねられていましたので、私はやれるならどんどんやったほうがいいんだと勝手に解釈していました。

一人でライブに行ったり、娘たちと漫才を見に行ったり舞台を見に行ったり、妹と一泊の旅行に行ったり、挙句の果てにその当時大好きだった嵐のライブに娘が当選し、二人して札幌まで飛行機で行って一泊しました。

さすがに札幌まで行ったことを先生に話すと、「えー、北海道?」と苦笑いされていました。

このころ、楽しいことを心の底から「たのしい~!」と思えるようになって、本当にうれしかったのです。それまではまだそういう気持ちにはなれずに、周りの人に申し訳なく思っていました。

回復期と一言でいっても、まだまだ投資のグラフみたいに上がり下がりしながら、徐々に右上がりによくなってくる時期です。今日よくても明日はどん底まで落ちることはざらにあります。

またうつ病の患者さんに多いのが、気分の日内変動です。

朝気分が落ちてる方が多く、夕方にかけて少しづつ上がってくる感じです。でも、それもいつもそうだとは限りません。1時間後にどん底に落ちて泣いてたかと思ったら、その後今までのことが嘘のように晴れやかな気持ちになったりしていることもあります。

先生
先生

感情に振り回されずに淡々と過ごしましょう!

⑤一日中スマホを見ること

急性期はどちらかと言うと、テレビ・スマホや本、音楽など脳に刺激のあることは体が受け付けません。

しかし回復期になれば少しづつ体調がいい時など、ついついスマホを見てしまいがちになります。

スマホはとこにでも持っていけるため、常に刺激を受けやすいですよね。それを脳が処理できる状態ならいいですが、健康な人でさえ一日中スマホを見ていたらさすがに疲れます。

回復期は気分がザワザワしてきたり不安に襲われそうになったら、その気分を変えようとしてスマホでゲームなどをするのではなく、体を動かすことをお勧めします。

〇まろ
〇まろ

スマホは刺激の宝箱や~!

かくいう私も、一日中何なら寝る時もかかさずスマホを見ていました。

ゲームに明け暮れ、夜中起きたらYouTube見たり、X(その当時はTwitter)をスクロールしたりフォロワーさんたちとやり取りしたり、夜中にアマゾンでいつの間にか買い物して、朝それに気づいたり・・・。スマホ中毒でした。それしか私のそばにいてくれるものがなかったのです。孤独で淋しかったのです。

でも、ある時YouTubeで精神科の先生が発信しているのを見て、何かに一日中とらわれている時は、体を動かすといいとおっしゃっていました。

その場で足踏みでもいいのです。10回ぐらいジャンプするだけでもいいのです。腕を回したり首を回したり何でもいいのです。(できれば外に出て散歩するのがいいらしいですが・・・)

すると不思議です!

気分が変わっているのです!

あれだけ憂鬱で消えたくなってた気分がどこかへ行ってたのです。

以前に感情をノートに書くのもお勧めだと言いましたが、この体を動かすという方法は即効性があります。すぐに実感できます。一度やってみてください。

番外編

ここでもう一つだけお伝えしたいことがあります。

回復期にしてはいけないこと!

それは、

素直にやらないこと です。

何事も素直にやってみる!それでダメだったら、また別の方法を試してみる!

何もしないまま一日中寝てることはあまりいい方法ではないと思います。

もちろん急性期は違います。寝ることが治療です。薬を飲んでしっかりと休みましょう。

回復期は焦らずにボチボチと、小さな楽しみを増やしつつ、体を動かしましょう!

何よりも天気のいい日にはお日様を肌で感じましょう。玄関から一歩外に出るだけで構いません。

セロトニンを増やしましょう。

今日は回復期にやってはいけないこと5つ、私の体験談から紹介させていただきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

じゃあまた・・・。

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