こんにちは!まるちゃんです。
今日はうつヌケするためにはどうしたらいいか、うつ病経験者の私がやってきたことをお話したいと思います。
決められた薬は指示通りに服用する
こんなこと当たり前でしょ?
確かに薬を飲むことなんて普通のことだと思ってる方もおられるでしょう!
しかしながら、みなさん思っていませんか?
薬を飲んでもよくならない!
うつ病は気持ちの問題だから、自分の力で治さなくちゃ!
何回も言いますが、うつ病は脳の病気です。気持ちの問題でよくなるわけもなく、ましてや病院で指示された薬を自己判断で止めるなんてやってはいけません。今の時代、情報があふれていますから、藁をもつかみたい気持ちはすごくよくわかります。
しかしながら、薬はうつ病を治すためには不可欠なものですし、医者でもない素人の私たちが勝手に量を調節したり、中止したりするものでもありません。
まずは薬をきちんと飲むことが治療の最初の一歩です。
今までの環境を見直す
おおざっぱな言い方で環境と一括りにしてしまいましたが、ひとそれぞれいろんな環境があると思います。
学生さんなら学校、社会人なら職場、主婦(夫)なら家庭などなど、今までの環境の中で自分にとって負担になってたことは何でしょうか?したくなかったことはありませんか?
うつ病の原因はいろんなことが重なり合っています。一概にこれが原因とは言い切れません。
私の場合、職場で主任として与えられた仕事量が多すぎたり、家庭では子供3人の入学・卒業などのイベントごとが重なったり、実家の母が病気で倒れその介護に追われたりと、一度にいろんなことが重なりました。
目の前のことを取り合えずやってはいましたが、常に全力疾走で走り続けていたような感じでした。
そのような環境を一度立ち止まって考えて、誰かにこの仕事は任せるとか、家族に協力してもらうとか、はたまた自分がゆっくりできる時間を持つなど、客観的に自分を見ることが大切だと思います。
その上で人に任せられることを増やしていって、自分自身の体も心もゆっくりと出来たなら、だんだんよくなってくるように思います。
観察日記を書いてみる
以前のブログで少しお話してみましたが、これはかなり効果がありました。
どんなことを書いていくんですか?
実際私が書いている内容をお伝えします。
①天気・気温(人によったら気圧)
②時間
③行動
④その行動による感情(怒り、悲しい、抑うつ、絶望・・・)
⑤感情の数字化(10でも100でもかまわない)
例えば・・・
5月3日(金)天気 曇りのち雨 気温18度/10度
8時30分:起床
憂鬱な気分(80点)
と自分が見てわかるなら簡単なメモでもいいですね。
それを一日書いてみます。何日間か続けたら一度振り返ってみましょう。そうすると、この時間のこの行動の後は嫌な気持ちになる!ということが何となくわかってきます。
私の場合朝がとにかく嫌でしたが、取り合えず愛犬の散歩に行ったらその時の感情が消えていたということに気付きました。
簡単なことですが、認知行動療法を私なりに取り入れてやったものです。
もし興味ある方は、大野裕先生の「認知行動療法」のシリーズをお勧めします。
自分の認知の歪みにも気付けた一冊でした。
今日はうつヌケの方法についてお伝えしましたが、まずは実際にやってみることから始めて下さい。
うつ病の原因も治し方もひとそれぞれ違いますが、いいなと思ったことは取り合えずやってみる。
その繰り返しの中で、きっと自分に効果がある方法があると、信じることから始めてみませんか?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、また・・・。
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