こんばんは!まるちゃんです。
今日は先日お話していた『出来たこと3行日記』について書いてみようと思います。
『出来たこと3行日記』ってどういうものですか?
名前の通り・・・
今日出来たことを、3行だけ日記みたいにメモすることです。
私がうつ病を発症したころ、X(そのころはTwitter)で『ポジティブ3行日記』というのをすお勧めされていた精神科医の方がいました。
今日出来たことをポジティブにしかも3行だけつぶやく!(書いてもいい)
そうすることで自己肯定感が上がってメンタルにいい効果があるそうです。
でも、以前の私はXでのみなさんの投稿を半分バカにしていました。(本当にごめんなさい)
どんなことが書いてあったんですか?
例えば・・・
・今朝洗濯物を外に干すことが出来た
・天気がよくて散歩に出かけることが出来た
・今日も何事もなくてよかった
など、日常生活や仕事などで出来たことを、寝る前に振り返って3行だけ投稿しておられました。
私は心の中で、「こんな当たり前に出来ることを投稿して、どんな効果があるのか!」と、一人怒っていました。
なぜやろうと思ったのですか?
自分がうつ病になって、当たり前に出来ることはすごいことだと思ったからです
よく病気になって初めてわかることってありませんか?
自分自身看護師でいろんな患者さんを見てきて、病気になって失ってから気付くということを目の当たりにしてきました。
それこそ大事な命そのものだったこともありますし、怪我で首から下が麻痺で動かなくなった青年もいました。
事故で指を失くした男性もいましたし、癌の末期で3人の子供を残して亡くなった33歳の女性もおられました。
いろんな患者さんを見てきたはずなのに、そんなことはあの頃の私には考えることもできませんでした。
私自身も小さいころからいろんな病気になり学校を休んだりしてきて、それなりに理解はしてきたはずでしたが、うつ病になるとそういう思考も出来なくなるんでしょうね。
それがある時から、当たり前に出来ることの大切さを、改めて考えられるようになったのです。
3行日記をやり始めてどうでしたか?
うつ病で何もできないと思ってる時でも、出来ていることは意外にもたくさんあるものです。
それが日記を書き始めて一番に感じたことでした。
当たり前に出来ることでも、それはすごいことなんだと思います。
例えば、「呼吸ができる」とか「朝目が覚めた」とか、一見普通に出来ていることも病気になったらできなくなるかも知れません。
そういう風に考えて生きていると、何もかもが奇跡の連続だと感じます。
もしかしたら、明日目が覚めないこともあるかも知れません。
数時間後に予期せぬことで命を落とす可能性だってあるでしょう。
今私のブログを読んで下さっているこの時も、奇跡の瞬間かも知れません。(笑)
なんか話がずれてしまいましたが、病気になって気付くことが出来たことは、ある意味よかったことかも知れないのです。
そうでなければ、ずっと大切さに気付かないまま生きてたかも知れないし・・・。
だから私はうつ病になってよかったと今では思えるようになりました。
最近の私の3行日記を紹介しますね
・洗濯干せた
・掃除できた
・ゆっくり休めた
こんな調子ですね、毎日!(笑)
急性期の私の状態では出来なかったことが、今の私は出来ることとして、こうして日記に書けるようになりました。
他人と比べたらまだまだ全然出来ないことが多いです。
朝は早く起きられないし、料理は30分で出来るものしか作れないし、出かけたらしんどくなるし・・・といった具合ですが、他人と比べるのではなくて、過去の自分と比べましょう!
1年前には出来なかったことが、今はどうですか?
少しずつでも出来るようになってきたのではありませんか?
『出来たこと3行日記』のほかに、『3年日記』もつけています。
今2年目ですが、毎日書けていません。(笑)
メモを見ながら1週間分まとめて書く時もありますが、3年日記もおもしろいですよ。
去年しんどかったことが書いてあったら、「あー、そんなことあったなあ」って笑って見返せるようになっています。
だから大丈夫です。
毎日苦しくてしんどいばかり・・・って思っていても、来年の今頃はきっとそれもいい思い出になっているはずです。
今日は私が続けている『出来たこと3行日記』についてお話しました。
みなさんも一度試してみませんか?出来ないことに目を向けないで、出来ていることを一度数えて見て下さい。
きっとたくさんあってびっくりするはずです。
そしてそれらが、自分の背中を押してくれることでしょう!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
「ブログを投稿できた」
去年の私が見たらびっくりすることでしょう!
では、また・・・。
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